
A,B~hを正方形の各辺の長さとすると8個の方程式ができるので8元連立方程式を解けば求められます。しかし、電卓は5元の連立方程式しか解けないので工夫しなければ解けません。
そこで作戦を変更します。fの長さが分かればg,e,d,hの値が分かります。またAの長さが分かればC,Bの値が求められます。
長方形の向かい合う辺の長さは等しいので方程式が2つ作れます。これで2元の連立方程式になります。
長方形の左辺=右辺より
c+B=e+g+h・・・・・・①
上辺=下辺より
c+d+e=B+h・・・・・・②
g=f+1,e=f+2,d=f+3,c=d+A=f+A+3,
B=c+A=f+2A+3,h=f+g=2f+1
これらの式を①、②に代入します。
2f+3A+6 = 4f+4・・・・①’
3f+A+8 =3f+2A+4・・・②’
ここまで解くと電卓を使わなくても簡単に解けるのでちょっとがっかり。
別解 図を見てとりあえずA=4,f=7と仮定する。
するとe=9,d=10,c=14となり長方形の横の長さが33となる。
B=18なのでh=15である。
左辺の長さはc+B=32, 右辺の長さはe+g+h=32となり仮定は正しい。
仮定が違うと左辺≠右辺となる。