【例題】 24, 42の最大公約数と最小公倍数を求める。
すだれ法で求めます。
2 ) 24, 42
3 ) 12, 21
4, 7
最大公約数=2×3=6
最小公倍数=2×3×4×7=168
ユークリッドの互除法を使います。
42÷24=1・・・18
24÷18=1・・・6
18÷ 6 =3・・・0 余りが0になったら終了
最大公約数は 6
2 数を同時に割れる数がパッと思いつかない場合は、この方法を使います。
関数電卓を使う。
スマホ用の関数電卓を使って簡単に求めることができます。
関数名のGCD(最大公約数)とLCM(最小公倍数)を見つけます。

【例題】 60,126,450 の場合
最大公約数は
2 ) 60 126 450
3 ) 30 63 225
10 21 75
最大公約数=2×3=6
最小公倍数は
2) 60 126 450
3) 30 63 225
3) 10 21 75 ← 割り切れない数字はそのまま下に書く
5) 10 7 25
2 7 5
最小公倍数= 22×32×52×7=6300
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【例題】nと36の最小公倍数が504になるようなnをすべて求めよ。次数が小さければ大きい方を選ぶ。同じなら次数が0~その次数までを選ぶ。なければその数字を選びすべてを掛ける。
504=23×32×7
36=22×32
n=23 ×(30or31or32)×7=56, 168, 504
【例題】nと48の最小公倍数が720になるようなnをすべて求めよ。
720=24×32×5
48=24×3
n=(20or21or22or23or24)×32×5=45, 90, 180, 360, 720